健康保険を使った心理カウンセリング最新情報 / Dernières informations: SOINS PSYCHOLOGIQUES DE PREMIÈRE LIGNE

Nouveau site internet: https://psybru.be 

サイトがリニューアルされました。このサイトから言語・専門分野・場所による心理士の検索ができます。

保険が使える心理士の一覧表は「Telecharger」ボタンを押してもらえばダウンロードできます。上から0歳から23歳までの、下から15歳以上の専門心理士です(15歳から23歳まではどちらでも可)。


今冬もやっぱり「ザ・ベルギー天気」。重くて暗いベルギーの空の下、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は時々全部棚上げして(投げ出して)休みたくなります。冬眠しながら春を待つ動物の気分。と言いながらもう2月。あと少し、です!

パルテナ:2023年より性カウンセリングの一部払い戻し開始/ À partir de 2023, Prate&Namut a commencé à rembourser Parte&Namute: Remboursement partiel pour les consultations sexologiques.

site Part&Namute/ le remboursement sérothérapie: 
https://www.partenamut.be/fr/remboursements-avantages/psychologie

SSUBに登録している性セラピストに限ります。ご注意ください。
SSUB登録セラピストはこちらから検索いただけます。(私、川瀬も登録しています。)
https://ssub.be/nos-membres/

パルテナに提出する所定の用紙はこちらです。

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コロナ後遺症でお困りの方に心理カウンセリングの払い戻し / Remboursement des soins de 1re ligne pour les personnes souffrant de symptômes COVID persistants

https://www.inami.fgov.be/fr/nouvelles/Pages/remboursement-soins-1re-ligne-symptomes-covid-prolonges.aspx

2022年7月から1年間、コロナ後遺症でお困りの方に健康保険による心理カウンセリングの払い戻しが可能になりました。

詳しくはこちらをご覧ください。

プライマリ・ケアの枠で1年の間に計8回、1回11ユーロ。是非ご利用ください。

初回に必ずベルギー健康保険のシールをお持ちください。

尚、このサービスを受けていただくには、コロナの後遺症があることを証明する一般医(General practitioner)か専門医の一筆が必要となります(初回に提出をお願いします)。


ベルギーの心理ケアシステム改革 / Grand reforme du système de soins psychologique en Belgique

https://www.inami.fgov.be/fr/professionnels/sante/psychologue-clinicien/Pages/soins-psychologiques-p… (仏語・蘭語のみ)

ベルギーの健康保険にご加入の方は、2022年1月より保険を適用できる心理士(psychologues conventionnés)のもとで保険適用料金にて心理カウンセリングを受けていただくことが可能になりました。

予防と早期介入が目的なので、モヤモヤっとしたら苦しくなる前に気軽にご利用ください。

大きく大人部門(15歳以上)子供・青少年部門(23歳まで)に分かれており、15歳から23歳の方はどちらの部門にも行くことができます。2部門はシステムが少しだけ違います。

2部門ともプライマリ・ケア専門ケアに分かれており、専門ケアは心理士が必要と判断した場合のみ受けることができます。このページの下にそれぞれの説明を載せてあります。

実際の運営は地方ごとに行われているため、詳細は下のリンクからお好きな地方を選んでご覧ください(お住まいの地方以外でもOK)。対応言語や連絡先が記載された対応心理士のリストを見ることができます。

大人部門(15歳以上)
https://www.inami.fgov.be/SiteCollectionDocuments/psy_netwerken_volwassenen_psy_reseaux_adultes_prof...

子供・青少年部門(23歳まで)                                                        https://www.inami.fgov.be/SiteCollectionDocuments/psy_netwerken_kinderen_jongeren_psy_reseaux_enfant...


【 プライマリ・ケア 】
ベルギーの健康保険に加入していれば、保険のシールをお持ちいただくだけで保険が適用されますが、回数制限あり。個人カウンセリングとグループカウンセリングが選べます。

< 個人カウンセリングの場合 >
・大人部門:1年の間に計8回まで。
・子供・青少年部門:1年の間に計10回まで。
尚、初回だけは対面でなければいけませんが、2回目以降はオンラインカウンセリングも可能です。

< グループカウンセリングの場合 >
・大人部門:1年の間に計5回まで。
・子供・青少年部門:1年の間に計8回まで。

【 専門ケア 】
プライマリ・ケアの後、必要であれば医師やその他の専門家と連携してカウンセリングを続ける法方があります。こちらは書類の作成が必要となりますし、全ての方に使えるわけではないので、事前にご相談ください。


※ 参考までに2022年11月時点での、ブリュッセルの対応心理士リストです。
私はBrumenta所属で、プライマリ・ケア、専門ケアともお受けできます。

・大人(Brumenta):

http://www.107bru.be/sites/default/files/Liste%20Psychologues%20conventionnés%20%20lijst%20conventio...

・子供・青少年(Brustar):

http://www.bru-stars.be/programmes-et-offres-de-soins/psychologue-de-premiere-ligne-enfants-et-adole…
「Liste PPL enfants-ados Bru-Stars pour site-web」の箇所をクリックすると、Excelファイルがダウンロードできます。



「夜明け前が一番暗い」

気がつけば春。どんな時でも確実に時間は流れますね。

ベルギー3回目のロックダウンはどうやら5月頭で終わりそうです。ロックダウン、1回目は初めてのことに慣れるため必死でした。2回目は「また〜?」とウンザリしつつも冷静に対応できた気がします。そして今回3回目。過去2回より、どよんとした重さを感じています。

淀んだ気持ちはマイナス思考を生みやすくします。そしてその思考が次のマイナス思考を生み、更に・・・例えばある日の私ですが

「しんどい。コロナ疲れ?それとも歳のせい?」

「どっちにしてもフィットネスさえ開いていたら、心身ともに違ってたのに(怒)」

「筋肉がなくなって、もう戻らないかもしれない(悲)」

「私、だんだん弱ってく?(怖)」

このマイナス思考のループに陥ると答えはもう出ません。そして疲れるので、できるだけ早く自分が陥りそうなこと/陥っていることに気づくよう心がけています。

私は今のところ低空飛行で凌いでいますが、低空飛行すらままならない方もいます。ニュースを見ると、たくさんの人が鬱憤を抱えていることがわかります。

「夜明け前が一番暗い」と言いますが、コロナでは今がちょうど夜明け前のような気がします。ワクチンは徐々に行き渡ります。一旦行き渡れば、もう少し不安や制限の少ない日常が戻ると思います。
その間、調子が出ない時は物事の優先順位を確認してください。そして、優先順位が高いもの以外は棚上げして、手放せるものは手放してみてください。頼れるものには頼っていいし、鬱憤が溜まったら言葉に出していい。泣いたって怒ったっていいじゃありませんか。

夜が明けるまで、各々できるやり方で待ちましょう。

夜明けは必ず来ます。

 

【おまけ】英語で It's always darkest before the dawn.と言うそうです。夜明け繋がりで「明けない夜はない」という言い回しもありますね。これはフランス語だと Après la pluie vient le beau temps.(晴れは雨の後に来る)になります。

ベルギーの冬は長い

年は明けたもののなんか気分が乗らない、しんどいという方はいませんか?周りからそんな声を聞きますし、私自身もです。これってもしかしたら冬のせいかもしれません。暗い冬にうんざりしている方、重苦しさを感じている方、良かったらご一読ください。 

私はもともと冬が好きではなく、ベルギーに来た当初は暗さ・寒さ・湿気の三重苦に苦しみました。自分なりの過ごし方を見つけた今でも、相変わらず冬は苦手です。自分に余裕がある時は、苦手なりに冬の良さを感じ楽しむこともできるのですが、今冬はコロナのせいで余裕なんてありません。 

さて、「冬季うつ」という言葉があります。こんな言葉があるくらいだから、やっぱり冬は調子を崩しやすい季節なんでしょう。「動物だって冬眠するんだから人間もどんよりして当然」という人もいます。ただ冬眠する動物としない動物がいるように、人間でも平気な人とそうでない人がいることも忘れてはいけません。だから周りと比べるより、自分が今どう感じているかを知る方が大事になります。(季節に限ったことではないですね。どんな理由であれ本人がしんどい時はしんどい。)

今冬は長引くコロナと相まって、例年平気な人でも大変さを感じることがあるかもしれません。そこでこの冬を乗り切るため役立つかもしれないと思ったことを下に書き出してみました。「コロナ疲れ」の投稿と被る部分が多いですが、そこはメンタル維持の基本だと思っています。

一年の中でいちばん暗い冬至はもう過ぎました。少しづつですが毎日確実に明るくなっています。そのうち日が長くなったことを実感し、外では新芽や花々が景色を彩ります。ぐっと視界が明るくなります。それまでどうか、ご自分のペースで無理をしない毎日をお過ごしください。

 

*** 睡眠の確保と規則正しい生活 ***

不眠が続くとメンタルに影響が出ます。質の良い睡眠の確保は大事。(ネット上にたくさん情報がありますが、例えば午前中に光を浴びる/昼間運動する/ゆっくり湯船につかる/寝る2時間前には携帯などの画面を見ないようにする/寝る時は真っ暗にする/寝る前のストレッチ、温かい飲み物、読書など寝るための準備をする(よく「儀式」という言い方をされます)など。それから睡眠用のハーブティーや植物エッセンスを試してみるのも良いと思います。薬局で買える処方箋不要のお薬やサプリメントもあります。眠れないのは本当に良くないので、お医者さんで睡眠薬を処方してもらってでも、最低限の睡眠は確保する必要があると思っています。

 

*** とにかく体を動かすこと ***

人によって気持ちの良い運動量は違うようです。私は散歩だけでは今ひとつ効果が薄く、汗ばむくらい動いてスッキリしますが、散歩が快適で汗ばむほど動くのは疲れるだけと言う人もいます。同じ人だってその時々のコンディションで違うので「運動後の気持ち良さ」を目安にしていただくと良いかもしれません。気が滅入って動いた方がいいのはわかっているのに動きたくない日もありますね。私は布団の中でバタ足したり、キッチンで腰をフリフリするだけでも僅かですがスカッとします。その場でジャンプ、3分散歩、何でもやってみてください。


*** 元気がない時は普段の出来高を求めない ***
時には素直に休むことも必要です。
100%を目指して、できないと焦ると、その時できるはずのものもできませんし、無駄なストレスを抱えます。今は6割できたらOKと割り切った方が結局得るものが多かったりします(少なくとも6割の出来高と心の平安が得られます)。

 

*** 自分が本当に欲しているものを ***

例えばヒーリング音楽を聴いても、全然リラックスしない場合があります。「リラックスしなきゃ」、「リラックスできるはず」という考えに固執せず、実際に心地よく感じる音楽を聴いてください。童謡や懐メロの方が有効な場合もあります。何を聴くかより、自分がどう感じるかの方が大事です(しつこいですが)。

 

*** Luminotherapy用のメガネやランプの活用 ***

予防として早くから使うのが良く、調子を崩してしまってからではあまり効果がないようです。私も数年前から使っていて、自分にはランプ型よりメガネ型が効きました。

 

*** 意識的にビタミンD摂取を ***

メンタルもさることながら、身体の免疫力を保つためにも必要です。身体が不調だとメンタルにも影響が出ますし。北ヨーロッパ在住の日本人はサプリメント等で摂らないと不足しがちです。心配な方は採血で簡単に調べることができます。

ビタミンDがコロナの重症化防止に効果ありという論文も出ていました。

 

*** 一人で耐える必要なし ***

人に「暗いわぁ〜嫌やわぁ〜」と愚痴るだけでも違います。それに、話せば乗り切るアイデアをもらえるかもしれません。それで足りなければ気軽に専門家に話してください。ベルギーでは冬季うつで抗うつ剤を処方してもらう人だって結構います。


コロナ疲れ

ベルギーのコロナ第二波が落ち着きを見せ始めていますが、重症患者数はちょっとしか減らず、まだまだ気が抜けない状態です。みなさん、この長引くコロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか?コロナが与える影響は直接的・間接的に計り知れません。今、先の見通しがつかない中で、これまで溜めきた疲れやストレスがあふれ出すケースが増えています。
ただでさえ人はよくわからない状態が嫌いです。それだけでストレスや不安を感じることがあります。だから、今辛く感じたり苦しく感じるのは決して不思議なことでも弱いことでもなく、自然なこと。こんな時こそ自分の中の声にしっかり耳を傾けてください。

私は「今できることをする」という言葉が好きです。昨日できたことが今日できるとは限らない。たくさんのことをできる日はたくさんして、できない日はできる範囲のことをする。しんどい時はそれが、ただ早く寝ることかもしれません。できない自分に腹をたてて更に辛くなるんじゃなくて、今の自分の状態を把握して、良いと思う選択をする。当たり前といえば当たり前ですが、私は 迷った時、この原点に戻ることが役に立っています。

今できることを決めるのは自分です。そのためには、できるだけ自分をわかっていた方がいい。自分をわかるためには自分に意識を向ける必要がある。このコロナ禍の中、自分に意識を向けて、そこに苦しさや辛さがあれば気づくようにしてください。

気分が落ち込んで活動が鈍った状態を「抑うつ状態」と言いますが、うつ病とは違います。うつ病は誰でもなる可能 性があるといいますが、あれは本当。でも早く気づいて対応すれば未然に防げるし、うつ病になっても早く回復しやすいものです。 不調を感じたら、十分な休養、規則正しい生活、バランスの取れた食事、最低限の睡眠の確保をしてみてください。意外とこれで改善する場合もあります。それから体を動かすことの有効性は証明されているので、ウツウツとしたら一度「えいやっ」と体を起こして動いてみてください。思った以上に気分の変化を実感できるはずです(軽く汗ばむくらいだと、より効果を感じられると思います)。

そして苦しくなったら決して一人で抱え込まず、周りの信頼できる人に話すことも大事です。⻑引いたり、日常生活に支障が出てきたら、迷わず医師や専門家に連絡してください。

できることをして、疲れたら休んで、支え合って、この時期を乗り超えましょう。


厚生省健康保険適用仮プロジェクトの拡充 / extension des soins psychologiques de 1ère ligne

現行プロジェクト変更の通達がありました。基本的にはコロナ臨時対応の内容と同じです。

変更は以下の3点:

1.     65歳以上の方も利用可能に。(2020年末まで確定、その後は未定。)

2.     所定用紙への記入をGeneral Practitioner(一般医)、精神科医に加え、産業医と老年科医にも依頼できるように。

3.     これまでの「不安」、「うつ」、「アルコール」に加え、「睡眠薬・抗不安薬使用」のケースも扱えるように。

より多くの方に使っていただけるようになりました。

注:ベルギーのMutuelleに入っている事が必須条件となります。

心理カウンセリング臨時対応について

べルギー政府
3月24日の公式決定をもって、私たち心理士は通常のカウンセリングと同じ条件のもとオンラインカウンセリングで皆様に対応していきます。

政府のコロナ情報全般(仏、蘭、独、英語):
https://www.info-coronavirus.be
* 疑いのある方は、まずホームドクターに電話して指示を仰いでください。(ホームドクターがいない場合はどのGeneral Practitioner(一般医)でも構いません。


厚生省プロジェクト「1ere ligne psychologue」
この期間の特別対応で、利用しやすくなりました。
1. 全てオンラインカウンセリング。→ 5月4日〜6月30日までの間、オンラインと相談室来談の両方が可能です。(6月30日以降、オンラインカウンセリングの適応はできなくなる予定)
2. 所定の用紙提出の代わりに、General Practitioner(一般医)、精神科医、産業医から心理士への報告だけでも可(メール、SMS等)。今の期間だけ産業医からも受け付けます。

また、ベルギーのMutuelleに加入の方なら65歳以上の方でも利用できるよう現在協議中。報告があり次第、情報追加していきます。
当面の間、年齢制限なしで対応することを決定(4月2日)。


Solvoa

4月20日まで以下の対応をさせていただきます。→4月30日まで延長。
1. 平日 9:00〜11:00の間、コロナによるストレスの無料電話相談:
一人20分。あらかじめこちらからご予約いただき、当日、無料相談専用番号: 0489190097 へおかけください。(繋がらないストレスを避けるため予約制にしていますが、匿名をご希望の方は適当に記入してください。)
カウンセリングと同じく秘密厳守です。お気軽に。

2. オンラインカウンセリング1回40ユーロ。

コロナウィルスに負けないように〜気持ちの保ち方〜 / Faire face au coronavirus

いま私たちはコロナウィルスによって、これまで経験したことのない毎日を余儀なくされています。ベルギーは学校が休みになって約2週間、 ロックダウンが始まって1週間あまり。感染を防ぐこと、そして何より命を守ることが大切だとわかっていても、「きついなぁ」「しんどいなぁ」と思う瞬間がポツポツと増えてきました。
みなさんもそうではないでしょうか?
こんな時こそ普段の自分を保てるように、メンタルにも気を配ってください。

先日Commission des psychologuesから送られてきたお便りの中に、この時期のメンタル維持に必要なことが書いてあったのでシェアしたいと思います。  

できることをする、疲れたら休む、当たり前のことですが大事ですね。

必ず収束する日がきます。それまで、がんばりましょう!


オリジナル(仏語)→ Commission des psychologues

1.起こっている出来事について知る。
不安な状況下ではフェイクニュースが出回りやすいものです。心理学の研究でも人々は不安な時に考え方や見方が偏りやすいこと、嫌な事柄に注意を向けやすくなることがわかっています。そこを修正して、公的機関などの信頼出来る情報を頼ってください。

2. 子供がいる人は子供に説明を。
学校が休みになるなど、子どもたちもしっかりコロナの影響を受けています。年齢に合わせた方法で、正しい情報を伝えてください。
これまでと同じ日常生活を維持させながら、不安やストレスに対しては親がサポートしてあげてください。

それから、子どもは身近な大人をモデルにします。このことを忘れずに。
すべての親御さんたちに思い返していただきたいことです 。

3. 周囲とのつながりを切らさない。
・日常の環境をできるだけ保つ 。
・周りの人と気持ちを伝え合う。
・ストレスを吐き出す。
・心配な気持ちを大きくしないようフェイクニュースを退け、 公式情報や指示を意識的に共有する。
などを意識しましょう(ただし、ウィルスを広げないよう政府の方針に従うことは忘れないようにしてください)。

4. 専門家を頼る。
もし不安や恐れに飲み込まれるような感じがして、毎日の生活(仕事、対人関係)が脅かされるようなら、メンタルヘルスの専門家、できれば近くの心理士(psychologue)に連絡してください。今は人が病院に来なくて良い状況を作ることがとても大事です。

5.各自、安全対策をする。
自分と周りの人たちの安全に気を配る。
「自分をコントロールしている」という意識は、不安など負の感情に対して有効です。手洗い、環境対策(イベントを避ける)、人との距離を取ること(狭い場所に大勢でいることを避ける)など、衛生面での政府の指示に従うことから始めてみてください。

ベルギー政府の対策についてはこちらで確認可能です(仏、蘭、独、英語) 。
https://www.info-coronavirus.be



Voici quelques conseils importants de la Commission des psychologues pour mieux traverser la situation actuelle :

  • Gardez le bon point de vue : actuellement, il existe deux menaces réelles :
  1. Les groupes vulnérables : le virus menace un certain nombre de groupes dans notre société, en particulier les personnes âgées (65 ans et plus) et les personnes déjà affaiblies (par exemple par une autre maladie). Nous devons les protéger.

  2. La surcharge du système de santé : il existe un risque réel de surcharge de notre système de santé. En conséquence, les soins de base essentiels ne pourraient plus être fournis en raison de la défaillance des prestataires de soins de première ligne ou les personnes touchées ne pourraient plus être admises dans nos hôpitaux. Nous ne pouvons peut-être pas prévenir l'infection, mais nous pouvons réduire et aplanir le pic d'infection afin d'éviter une telle surcharge.

Il n'y a donc pas de danger immédiat pour votre propre santé.

  • Assurez-vous de bien connaître les faits : dans une période d’anxiété, nous savons que des "fake news" circuleront bientôt ou circulent déjà. Les recherches en psychologie nous ont appris que lorsque les gens sont anxieux, ils font preuve d'un biais cognitif et sont plus susceptibles de prêter attention aux éléments qui les dérangent et de les amplifier. Rectifiez cela et faites appel aux informations officielles et objectives fournies par le gouvernement : https://www.info-coronavirus.be/fr/.

  • Parlez-en avec vos enfants : surtout maintenant que les cours et les activités récréatives et sportives sont suspendus, ces mesures touchent également les enfants. Parlez-en avec eux en leur donnant des informations vraies et adaptées à leur âge. Les parents peuvent aider leurs enfants à faire face au stress et à l'anxiété en les laissant se concentrer sur la routine quotidienne. N'oubliez pas que les enfants considèrent leurs adultes proches comme des modèles sur la manière de gérer cette situation. N’hésitez pas à le rappeler aux parents.

  • Restez en contact : En restant en contact avec votre environnement, vous pouvez maintenir une certaine forme de normalité, partager des sentiments et évacuer le stress. Encourager les gens à partager entre eux les directives et les informations officielles afin de réfuter les "fake news" et de ne pas faire grandir le sentiment d’inquiétude. Respectez toutefois les mesures gouvernementales visant à empêcher la propagation du virus.

  • Cherchez une aide professionnelle : remarquez si vous êtes submergé par des sentiments d'anxiété, de peur et que ceux-ci perturbent votre vie quotidienne (travail, relations personnelles). Contactez ensuite un professionnel de la santé mentale, de préférence un psychologue de votre région. Il est très important de ne pas surcharger davantage les établissements tels que nos hôpitaux pour le moment.

  • Encouragez la sécurité personnelle : les gens peuvent veiller à leur propre sécurité et à celle de leur entourage. Ce sentiment de maîtrise de soi est important pour contrecarrer les sentiments d'anxiété. Cela peut se faire en suivant les directives du gouvernement en matière d'hygiène personnelle (par exemple, le lavage des mains), de mesures sur leur environnement (tel qu’éviter les événements), de respect de la distance sociale (par exemple : éviter un trop grand nombre de personnes dans des environnements trop petits), etc. Un aperçu de ces mesures est disponible sur https://www.info-coronavirus.be/fr/.

 

厚生省健康保険適用仮プロジェクト/soins psychologiques de 1ère ligne

コロナが終息するまで、このプロジェクトはオンラインカウンセリングにも対応しています。気兼ねなくご連絡ください。

2019年より厚生省による健康保険での割引を可能にする仮プロジェクト「soins psychologiques de 1ère ligne」が開始しました。
https://www.inami.fgov.be/fr/professionnels/sante/medecins/soins/Pages/seance-psychologie-1er-ligne-psychologue-clinicien-orthopedagogue-clinicien.aspx

多くの人に少しでも早く心理ケアを受けてもらうのが目的です。
以下の条件を満たせば、保険適用に準じた価格でカウンセリングを受けることができます。

・ベルギーの健康保険(Mutuelle)に加入していること。
・18歳以上であること。
・うつ、不安、アルコール依存、睡眠薬・抗不安薬依存のどれかにあてはまること。


【 方法 】
①一般医(medecin généraliste)精神科医(psychiatre)産業医(médecin du travail)による所定の用紙への記入:このページ下にある所定の用紙を印刷してお持ちください。
②相談室の予約:その際、このシステムを使いたい旨を必ずお知らせください。
③来談:記入済みの用紙健康保健のシール(vignette)をお持ちください。。

このシステムを使った場合、カウンセリングは初回60分、2〜4回は45分となります。

不明な点があればいつでもお問い合わせください。


私の持ち時間は1週間に6コマです。また、このサービスはMedicisでのみ受けていただけます。Deltaではお使いいただけませんのでご了承ください。





こちらを印刷して、一般医か精神科医の所へお持ちください。
(仏語)

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(蘭語)



お医者様用リーフレット


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患者様用リーフレット


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健康保険を使った心理カウンセリング最新情報 / Dernières informations: SOINS PSYCHOLOGIQUES DE PREMIÈRE LIGNE

Nouveau site internet: https://psybru.be 

サイトがリニューアルされました。このサイトから言語・専門分野・場所による心理士の検索ができます。

保険が使える心理士の一覧表は「Telecharger」ボタンを押してもらえばダウンロードできます。上から0歳から23歳までの、下から15歳以上の専門心理士です(15歳から23歳まではどちらでも可)。


今冬もやっぱり「ザ・ベルギー天気」。重くて暗いベルギーの空の下、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は時々全部棚上げして(投げ出して)休みたくなります。冬眠しながら春を待つ動物の気分。と言いながらもう2月。あと少し、です!

パルテナ:2023年より性カウンセリングの一部払い戻し開始/ À partir de 2023, Prate&Namut a commencé à rembourser Parte&Namute: Remboursement partiel pour les consultations sexologiques.

site Part&Namute/ le remboursement sérothérapie: 
https://www.partenamut.be/fr/remboursements-avantages/psychologie

SSUBに登録している性セラピストに限ります。ご注意ください。
SSUB登録セラピストはこちらから検索いただけます。(私、川瀬も登録しています。)
https://ssub.be/nos-membres/

パルテナに提出する所定の用紙はこちらです。

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コロナ後遺症でお困りの方に心理カウンセリングの払い戻し / Remboursement des soins de 1re ligne pour les personnes souffrant de symptômes COVID persistants

https://www.inami.fgov.be/fr/nouvelles/Pages/remboursement-soins-1re-ligne-symptomes-covid-prolonges.aspx

2022年7月から1年間、コロナ後遺症でお困りの方に健康保険による心理カウンセリングの払い戻しが可能になりました。

詳しくはこちらをご覧ください。

プライマリ・ケアの枠で1年の間に計8回、1回11ユーロ。是非ご利用ください。

初回に必ずベルギー健康保険のシールをお持ちください。

尚、このサービスを受けていただくには、コロナの後遺症があることを証明する一般医(General practitioner)か専門医の一筆が必要となります(初回に提出をお願いします)。


ベルギーの心理ケアシステム改革 / Grand reforme du système de soins psychologique en Belgique

https://www.inami.fgov.be/fr/professionnels/sante/psychologue-clinicien/Pages/soins-psychologiques-p… (仏語・蘭語のみ)

ベルギーの健康保険にご加入の方は、2022年1月より保険を適用できる心理士(psychologues conventionnés)のもとで保険適用料金にて心理カウンセリングを受けていただくことが可能になりました。

予防と早期介入が目的なので、モヤモヤっとしたら苦しくなる前に気軽にご利用ください。

大きく大人部門(15歳以上)子供・青少年部門(23歳まで)に分かれており、15歳から23歳の方はどちらの部門にも行くことができます。2部門はシステムが少しだけ違います。

2部門ともプライマリ・ケア専門ケアに分かれており、専門ケアは心理士が必要と判断した場合のみ受けることができます。このページの下にそれぞれの説明を載せてあります。

実際の運営は地方ごとに行われているため、詳細は下のリンクからお好きな地方を選んでご覧ください(お住まいの地方以外でもOK)。対応言語や連絡先が記載された対応心理士のリストを見ることができます。

大人部門(15歳以上)
https://www.inami.fgov.be/SiteCollectionDocuments/psy_netwerken_volwassenen_psy_reseaux_adultes_prof...

子供・青少年部門(23歳まで)                                                        https://www.inami.fgov.be/SiteCollectionDocuments/psy_netwerken_kinderen_jongeren_psy_reseaux_enfant...


【 プライマリ・ケア 】
ベルギーの健康保険に加入していれば、保険のシールをお持ちいただくだけで保険が適用されますが、回数制限あり。個人カウンセリングとグループカウンセリングが選べます。

< 個人カウンセリングの場合 >
・大人部門:1年の間に計8回まで。
・子供・青少年部門:1年の間に計10回まで。
尚、初回だけは対面でなければいけませんが、2回目以降はオンラインカウンセリングも可能です。

< グループカウンセリングの場合 >
・大人部門:1年の間に計5回まで。
・子供・青少年部門:1年の間に計8回まで。

【 専門ケア 】
プライマリ・ケアの後、必要であれば医師やその他の専門家と連携してカウンセリングを続ける法方があります。こちらは書類の作成が必要となりますし、全ての方に使えるわけではないので、事前にご相談ください。


※ 参考までに2022年11月時点での、ブリュッセルの対応心理士リストです。
私はBrumenta所属で、プライマリ・ケア、専門ケアともお受けできます。

・大人(Brumenta):

http://www.107bru.be/sites/default/files/Liste%20Psychologues%20conventionnés%20%20lijst%20conventio...

・子供・青少年(Brustar):

http://www.bru-stars.be/programmes-et-offres-de-soins/psychologue-de-premiere-ligne-enfants-et-adole…
「Liste PPL enfants-ados Bru-Stars pour site-web」の箇所をクリックすると、Excelファイルがダウンロードできます。



「夜明け前が一番暗い」

気がつけば春。どんな時でも確実に時間は流れますね。

ベルギー3回目のロックダウンはどうやら5月頭で終わりそうです。ロックダウン、1回目は初めてのことに慣れるため必死でした。2回目は「また〜?」とウンザリしつつも冷静に対応できた気がします。そして今回3回目。過去2回より、どよんとした重さを感じています。

淀んだ気持ちはマイナス思考を生みやすくします。そしてその思考が次のマイナス思考を生み、更に・・・例えばある日の私ですが

「しんどい。コロナ疲れ?それとも歳のせい?」

「どっちにしてもフィットネスさえ開いていたら、心身ともに違ってたのに(怒)」

「筋肉がなくなって、もう戻らないかもしれない(悲)」

「私、だんだん弱ってく?(怖)」

このマイナス思考のループに陥ると答えはもう出ません。そして疲れるので、できるだけ早く自分が陥りそうなこと/陥っていることに気づくよう心がけています。

私は今のところ低空飛行で凌いでいますが、低空飛行すらままならない方もいます。ニュースを見ると、たくさんの人が鬱憤を抱えていることがわかります。

「夜明け前が一番暗い」と言いますが、コロナでは今がちょうど夜明け前のような気がします。ワクチンは徐々に行き渡ります。一旦行き渡れば、もう少し不安や制限の少ない日常が戻ると思います。
その間、調子が出ない時は物事の優先順位を確認してください。そして、優先順位が高いもの以外は棚上げして、手放せるものは手放してみてください。頼れるものには頼っていいし、鬱憤が溜まったら言葉に出していい。泣いたって怒ったっていいじゃありませんか。

夜が明けるまで、各々できるやり方で待ちましょう。

夜明けは必ず来ます。

 

【おまけ】英語で It's always darkest before the dawn.と言うそうです。夜明け繋がりで「明けない夜はない」という言い回しもありますね。これはフランス語だと Après la pluie vient le beau temps.(晴れは雨の後に来る)になります。

ベルギーの冬は長い

年は明けたもののなんか気分が乗らない、しんどいという方はいませんか?周りからそんな声を聞きますし、私自身もです。これってもしかしたら冬のせいかもしれません。暗い冬にうんざりしている方、重苦しさを感じている方、良かったらご一読ください。 

私はもともと冬が好きではなく、ベルギーに来た当初は暗さ・寒さ・湿気の三重苦に苦しみました。自分なりの過ごし方を見つけた今でも、相変わらず冬は苦手です。自分に余裕がある時は、苦手なりに冬の良さを感じ楽しむこともできるのですが、今冬はコロナのせいで余裕なんてありません。 

さて、「冬季うつ」という言葉があります。こんな言葉があるくらいだから、やっぱり冬は調子を崩しやすい季節なんでしょう。「動物だって冬眠するんだから人間もどんよりして当然」という人もいます。ただ冬眠する動物としない動物がいるように、人間でも平気な人とそうでない人がいることも忘れてはいけません。だから周りと比べるより、自分が今どう感じているかを知る方が大事になります。(季節に限ったことではないですね。どんな理由であれ本人がしんどい時はしんどい。)

今冬は長引くコロナと相まって、例年平気な人でも大変さを感じることがあるかもしれません。そこでこの冬を乗り切るため役立つかもしれないと思ったことを下に書き出してみました。「コロナ疲れ」の投稿と被る部分が多いですが、そこはメンタル維持の基本だと思っています。

一年の中でいちばん暗い冬至はもう過ぎました。少しづつですが毎日確実に明るくなっています。そのうち日が長くなったことを実感し、外では新芽や花々が景色を彩ります。ぐっと視界が明るくなります。それまでどうか、ご自分のペースで無理をしない毎日をお過ごしください。

 

*** 睡眠の確保と規則正しい生活 ***

不眠が続くとメンタルに影響が出ます。質の良い睡眠の確保は大事。(ネット上にたくさん情報がありますが、例えば午前中に光を浴びる/昼間運動する/ゆっくり湯船につかる/寝る2時間前には携帯などの画面を見ないようにする/寝る時は真っ暗にする/寝る前のストレッチ、温かい飲み物、読書など寝るための準備をする(よく「儀式」という言い方をされます)など。それから睡眠用のハーブティーや植物エッセンスを試してみるのも良いと思います。薬局で買える処方箋不要のお薬やサプリメントもあります。眠れないのは本当に良くないので、お医者さんで睡眠薬を処方してもらってでも、最低限の睡眠は確保する必要があると思っています。

 

*** とにかく体を動かすこと ***

人によって気持ちの良い運動量は違うようです。私は散歩だけでは今ひとつ効果が薄く、汗ばむくらい動いてスッキリしますが、散歩が快適で汗ばむほど動くのは疲れるだけと言う人もいます。同じ人だってその時々のコンディションで違うので「運動後の気持ち良さ」を目安にしていただくと良いかもしれません。気が滅入って動いた方がいいのはわかっているのに動きたくない日もありますね。私は布団の中でバタ足したり、キッチンで腰をフリフリするだけでも僅かですがスカッとします。その場でジャンプ、3分散歩、何でもやってみてください。


*** 元気がない時は普段の出来高を求めない ***
時には素直に休むことも必要です。
100%を目指して、できないと焦ると、その時できるはずのものもできませんし、無駄なストレスを抱えます。今は6割できたらOKと割り切った方が結局得るものが多かったりします(少なくとも6割の出来高と心の平安が得られます)。

 

*** 自分が本当に欲しているものを ***

例えばヒーリング音楽を聴いても、全然リラックスしない場合があります。「リラックスしなきゃ」、「リラックスできるはず」という考えに固執せず、実際に心地よく感じる音楽を聴いてください。童謡や懐メロの方が有効な場合もあります。何を聴くかより、自分がどう感じるかの方が大事です(しつこいですが)。

 

*** Luminotherapy用のメガネやランプの活用 ***

予防として早くから使うのが良く、調子を崩してしまってからではあまり効果がないようです。私も数年前から使っていて、自分にはランプ型よりメガネ型が効きました。

 

*** 意識的にビタミンD摂取を ***

メンタルもさることながら、身体の免疫力を保つためにも必要です。身体が不調だとメンタルにも影響が出ますし。北ヨーロッパ在住の日本人はサプリメント等で摂らないと不足しがちです。心配な方は採血で簡単に調べることができます。

ビタミンDがコロナの重症化防止に効果ありという論文も出ていました。

 

*** 一人で耐える必要なし ***

人に「暗いわぁ〜嫌やわぁ〜」と愚痴るだけでも違います。それに、話せば乗り切るアイデアをもらえるかもしれません。それで足りなければ気軽に専門家に話してください。ベルギーでは冬季うつで抗うつ剤を処方してもらう人だって結構います。


コロナ疲れ

ベルギーのコロナ第二波が落ち着きを見せ始めていますが、重症患者数はちょっとしか減らず、まだまだ気が抜けない状態です。みなさん、この長引くコロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか?コロナが与える影響は直接的・間接的に計り知れません。今、先の見通しがつかない中で、これまで溜めきた疲れやストレスがあふれ出すケースが増えています。
ただでさえ人はよくわからない状態が嫌いです。それだけでストレスや不安を感じることがあります。だから、今辛く感じたり苦しく感じるのは決して不思議なことでも弱いことでもなく、自然なこと。こんな時こそ自分の中の声にしっかり耳を傾けてください。

私は「今できることをする」という言葉が好きです。昨日できたことが今日できるとは限らない。たくさんのことをできる日はたくさんして、できない日はできる範囲のことをする。しんどい時はそれが、ただ早く寝ることかもしれません。できない自分に腹をたてて更に辛くなるんじゃなくて、今の自分の状態を把握して、良いと思う選択をする。当たり前といえば当たり前ですが、私は 迷った時、この原点に戻ることが役に立っています。

今できることを決めるのは自分です。そのためには、できるだけ自分をわかっていた方がいい。自分をわかるためには自分に意識を向ける必要がある。このコロナ禍の中、自分に意識を向けて、そこに苦しさや辛さがあれば気づくようにしてください。

気分が落ち込んで活動が鈍った状態を「抑うつ状態」と言いますが、うつ病とは違います。うつ病は誰でもなる可能 性があるといいますが、あれは本当。でも早く気づいて対応すれば未然に防げるし、うつ病になっても早く回復しやすいものです。 不調を感じたら、十分な休養、規則正しい生活、バランスの取れた食事、最低限の睡眠の確保をしてみてください。意外とこれで改善する場合もあります。それから体を動かすことの有効性は証明されているので、ウツウツとしたら一度「えいやっ」と体を起こして動いてみてください。思った以上に気分の変化を実感できるはずです(軽く汗ばむくらいだと、より効果を感じられると思います)。

そして苦しくなったら決して一人で抱え込まず、周りの信頼できる人に話すことも大事です。⻑引いたり、日常生活に支障が出てきたら、迷わず医師や専門家に連絡してください。

できることをして、疲れたら休んで、支え合って、この時期を乗り超えましょう。


厚生省健康保険適用仮プロジェクトの拡充 / extension des soins psychologiques de 1ère ligne

現行プロジェクト変更の通達がありました。基本的にはコロナ臨時対応の内容と同じです。

変更は以下の3点:

1.     65歳以上の方も利用可能に。(2020年末まで確定、その後は未定。)

2.     所定用紙への記入をGeneral Practitioner(一般医)、精神科医に加え、産業医と老年科医にも依頼できるように。

3.     これまでの「不安」、「うつ」、「アルコール」に加え、「睡眠薬・抗不安薬使用」のケースも扱えるように。

より多くの方に使っていただけるようになりました。

注:ベルギーのMutuelleに入っている事が必須条件となります。

心理カウンセリング臨時対応について

べルギー政府
3月24日の公式決定をもって、私たち心理士は通常のカウンセリングと同じ条件のもとオンラインカウンセリングで皆様に対応していきます。

政府のコロナ情報全般(仏、蘭、独、英語):
https://www.info-coronavirus.be
* 疑いのある方は、まずホームドクターに電話して指示を仰いでください。(ホームドクターがいない場合はどのGeneral Practitioner(一般医)でも構いません。


厚生省プロジェクト「1ere ligne psychologue」
この期間の特別対応で、利用しやすくなりました。
1. 全てオンラインカウンセリング。→ 5月4日〜6月30日までの間、オンラインと相談室来談の両方が可能です。(6月30日以降、オンラインカウンセリングの適応はできなくなる予定)
2. 所定の用紙提出の代わりに、General Practitioner(一般医)、精神科医、産業医から心理士への報告だけでも可(メール、SMS等)。今の期間だけ産業医からも受け付けます。

また、ベルギーのMutuelleに加入の方なら65歳以上の方でも利用できるよう現在協議中。報告があり次第、情報追加していきます。
当面の間、年齢制限なしで対応することを決定(4月2日)。


Solvoa

4月20日まで以下の対応をさせていただきます。→4月30日まで延長。
1. 平日 9:00〜11:00の間、コロナによるストレスの無料電話相談:
一人20分。あらかじめこちらからご予約いただき、当日、無料相談専用番号: 0489190097 へおかけください。(繋がらないストレスを避けるため予約制にしていますが、匿名をご希望の方は適当に記入してください。)
カウンセリングと同じく秘密厳守です。お気軽に。

2. オンラインカウンセリング1回40ユーロ。

コロナウィルスに負けないように〜気持ちの保ち方〜 / Faire face au coronavirus

いま私たちはコロナウィルスによって、これまで経験したことのない毎日を余儀なくされています。ベルギーは学校が休みになって約2週間、 ロックダウンが始まって1週間あまり。感染を防ぐこと、そして何より命を守ることが大切だとわかっていても、「きついなぁ」「しんどいなぁ」と思う瞬間がポツポツと増えてきました。
みなさんもそうではないでしょうか?
こんな時こそ普段の自分を保てるように、メンタルにも気を配ってください。

先日Commission des psychologuesから送られてきたお便りの中に、この時期のメンタル維持に必要なことが書いてあったのでシェアしたいと思います。  

できることをする、疲れたら休む、当たり前のことですが大事ですね。

必ず収束する日がきます。それまで、がんばりましょう!


オリジナル(仏語)→ Commission des psychologues

1.起こっている出来事について知る。
不安な状況下ではフェイクニュースが出回りやすいものです。心理学の研究でも人々は不安な時に考え方や見方が偏りやすいこと、嫌な事柄に注意を向けやすくなることがわかっています。そこを修正して、公的機関などの信頼出来る情報を頼ってください。

2. 子供がいる人は子供に説明を。
学校が休みになるなど、子どもたちもしっかりコロナの影響を受けています。年齢に合わせた方法で、正しい情報を伝えてください。
これまでと同じ日常生活を維持させながら、不安やストレスに対しては親がサポートしてあげてください。

それから、子どもは身近な大人をモデルにします。このことを忘れずに。
すべての親御さんたちに思い返していただきたいことです 。

3. 周囲とのつながりを切らさない。
・日常の環境をできるだけ保つ 。
・周りの人と気持ちを伝え合う。
・ストレスを吐き出す。
・心配な気持ちを大きくしないようフェイクニュースを退け、 公式情報や指示を意識的に共有する。
などを意識しましょう(ただし、ウィルスを広げないよう政府の方針に従うことは忘れないようにしてください)。

4. 専門家を頼る。
もし不安や恐れに飲み込まれるような感じがして、毎日の生活(仕事、対人関係)が脅かされるようなら、メンタルヘルスの専門家、できれば近くの心理士(psychologue)に連絡してください。今は人が病院に来なくて良い状況を作ることがとても大事です。

5.各自、安全対策をする。
自分と周りの人たちの安全に気を配る。
「自分をコントロールしている」という意識は、不安など負の感情に対して有効です。手洗い、環境対策(イベントを避ける)、人との距離を取ること(狭い場所に大勢でいることを避ける)など、衛生面での政府の指示に従うことから始めてみてください。

ベルギー政府の対策についてはこちらで確認可能です(仏、蘭、独、英語) 。
https://www.info-coronavirus.be



Voici quelques conseils importants de la Commission des psychologues pour mieux traverser la situation actuelle :

  • Gardez le bon point de vue : actuellement, il existe deux menaces réelles :
  1. Les groupes vulnérables : le virus menace un certain nombre de groupes dans notre société, en particulier les personnes âgées (65 ans et plus) et les personnes déjà affaiblies (par exemple par une autre maladie). Nous devons les protéger.

  2. La surcharge du système de santé : il existe un risque réel de surcharge de notre système de santé. En conséquence, les soins de base essentiels ne pourraient plus être fournis en raison de la défaillance des prestataires de soins de première ligne ou les personnes touchées ne pourraient plus être admises dans nos hôpitaux. Nous ne pouvons peut-être pas prévenir l'infection, mais nous pouvons réduire et aplanir le pic d'infection afin d'éviter une telle surcharge.

Il n'y a donc pas de danger immédiat pour votre propre santé.

  • Assurez-vous de bien connaître les faits : dans une période d’anxiété, nous savons que des "fake news" circuleront bientôt ou circulent déjà. Les recherches en psychologie nous ont appris que lorsque les gens sont anxieux, ils font preuve d'un biais cognitif et sont plus susceptibles de prêter attention aux éléments qui les dérangent et de les amplifier. Rectifiez cela et faites appel aux informations officielles et objectives fournies par le gouvernement : https://www.info-coronavirus.be/fr/.

  • Parlez-en avec vos enfants : surtout maintenant que les cours et les activités récréatives et sportives sont suspendus, ces mesures touchent également les enfants. Parlez-en avec eux en leur donnant des informations vraies et adaptées à leur âge. Les parents peuvent aider leurs enfants à faire face au stress et à l'anxiété en les laissant se concentrer sur la routine quotidienne. N'oubliez pas que les enfants considèrent leurs adultes proches comme des modèles sur la manière de gérer cette situation. N’hésitez pas à le rappeler aux parents.

  • Restez en contact : En restant en contact avec votre environnement, vous pouvez maintenir une certaine forme de normalité, partager des sentiments et évacuer le stress. Encourager les gens à partager entre eux les directives et les informations officielles afin de réfuter les "fake news" et de ne pas faire grandir le sentiment d’inquiétude. Respectez toutefois les mesures gouvernementales visant à empêcher la propagation du virus.

  • Cherchez une aide professionnelle : remarquez si vous êtes submergé par des sentiments d'anxiété, de peur et que ceux-ci perturbent votre vie quotidienne (travail, relations personnelles). Contactez ensuite un professionnel de la santé mentale, de préférence un psychologue de votre région. Il est très important de ne pas surcharger davantage les établissements tels que nos hôpitaux pour le moment.

  • Encouragez la sécurité personnelle : les gens peuvent veiller à leur propre sécurité et à celle de leur entourage. Ce sentiment de maîtrise de soi est important pour contrecarrer les sentiments d'anxiété. Cela peut se faire en suivant les directives du gouvernement en matière d'hygiène personnelle (par exemple, le lavage des mains), de mesures sur leur environnement (tel qu’éviter les événements), de respect de la distance sociale (par exemple : éviter un trop grand nombre de personnes dans des environnements trop petits), etc. Un aperçu de ces mesures est disponible sur https://www.info-coronavirus.be/fr/.

 

厚生省健康保険適用仮プロジェクト/soins psychologiques de 1ère ligne

コロナが終息するまで、このプロジェクトはオンラインカウンセリングにも対応しています。気兼ねなくご連絡ください。

2019年より厚生省による健康保険での割引を可能にする仮プロジェクト「soins psychologiques de 1ère ligne」が開始しました。
https://www.inami.fgov.be/fr/professionnels/sante/medecins/soins/Pages/seance-psychologie-1er-ligne-psychologue-clinicien-orthopedagogue-clinicien.aspx

多くの人に少しでも早く心理ケアを受けてもらうのが目的です。
以下の条件を満たせば、保険適用に準じた価格でカウンセリングを受けることができます。

・ベルギーの健康保険(Mutuelle)に加入していること。
・18歳以上であること。
・うつ、不安、アルコール依存、睡眠薬・抗不安薬依存のどれかにあてはまること。


【 方法 】
①一般医(medecin généraliste)精神科医(psychiatre)産業医(médecin du travail)による所定の用紙への記入:このページ下にある所定の用紙を印刷してお持ちください。
②相談室の予約:その際、このシステムを使いたい旨を必ずお知らせください。
③来談:記入済みの用紙健康保健のシール(vignette)をお持ちください。。

このシステムを使った場合、カウンセリングは初回60分、2〜4回は45分となります。

不明な点があればいつでもお問い合わせください。


私の持ち時間は1週間に6コマです。また、このサービスはMedicisでのみ受けていただけます。Deltaではお使いいただけませんのでご了承ください。





こちらを印刷して、一般医か精神科医の所へお持ちください。
(仏語)

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(蘭語)



お医者様用リーフレット


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患者様用リーフレット


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